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通常の落ちこみ、適応障害、うつ病の違いとは?

通常の落ちこみ、適応障害、うつ病の違い
通常の落ちこみ、適応障害、うつ病の違い(バネのモデル)

通常の落ちこみ、適応障害によるうつ症状、うつ病による抑うつ気分との違いは、ストレスをオモリ、憂うつの程度をバネの長さに例えて説明できます(バネのモデル)。

通常の落ち込みでは多少のストレス(オモリ)があっても気持ちは変化します(バネが伸び縮みする)。

適応障害ではオモリが重くて、バネは本人の限界を超えて伸びすぎてしまいます。しかしオモリがはずれれば、バネは再び縮むことができます(気持ちが回復する)。

うつ病では重いオモリに耐え続けた結果、バネが伸びきってしまいます。そうなると、もはやオモリを外してもすぐには元には戻りません(気持ちが落ち込んだまま)。

だから、適応障害とうつ病の違いはオモリをはずした時、つまり休日などに明確になります。休日に適応障害の方は比較的元気ですが、うつ病の方は横になっているということが多いです。

バネのモデルを紹介してくれたサイト

増える「六月病」はこう防ぐ! 乗り切る!! | 医療プレミア特集 | 鈴木敬子 | 毎日新聞「医療プレミア」

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拙著:「とらわれ」「適応障害」から自由になる本

「とらわれ」「適応障害」から自由になる本
「とらわれ」「適応障害」から自由になる本 勝 久寿 著(さくら舎)

不確実性が高まった社会において誰もが陥りやすい心理現象である「とらわれ」と、都市部のメンタルクリニックで最もよく診断される「適応障害」について、ちょっと辛口ですが精神科医として正直に書いた本です。

「聞き心地の良い情報よりも回復のために役に立つ情報を提供する」という目的を意識した内容となっております。

適応障害の原因、発症メカニズム(とらわれの関与)、症状、診断、予防、治療と幅広くありのままに書きました。

特に診断の問題点(曖昧さや健常との境界など)は他の本にないくらいに深堀りしています。

「適応障害は無理せずストレスからただ離れれば良い」という意見に対しては、「ストレスから離れて楽になったとしてもそれだけでは回復が得られない」と専門医の立場から異論を唱えたものとなっております。

適応障害の真実を知って予防や治療をしたい方に是非読んでいただきたいと思います。

本書を取り上げてくれた主なウェブサイト

mi-mollet(ミモレ) NEWS FLASHLifestyle(講談社) https://mi-mollet.com/articles/-/30801

ヨガジャーナル オンライン(インタースペース) https://yogajournal.jp/12488